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断熱屋のぼやき

太陽光発電が売電できない

断熱屋のぼやき

先日、営業している中、せっかくつけた太陽光発電も(しかも全量買い取り制度があるにもかかわらず)発電された電力が売れない状況があるという事を知りました。それは「電圧上昇抑制」という状況だそうです。
電気は高電圧で送電され、それを電柱についているトランス(変圧器)で家庭用の電圧100Vに変換して分岐させ各家に分配をしているのですが、太陽光発電で発電された電気はこのトランスまでしか戻ることが出来ないのです。通常太陽光発電された電気はこのトランスに行き、そこからそのグループ内の他の家で使用されている電気へ流れていくことで使用されるのです。
したがって、例えばこのトランスで分配されているグループ内の、すべての家で太陽光発電を取り付けたとしたらせっかく作った電気も使う家がなく、電圧上昇抑制が起こり(そのトランスを超えて高電圧の元線へ電気を逆流させることはできないの=トランスでグループされた範囲でしか売電もできない)結果として売電もできないという事が発生するのです。
皮肉なことに太陽光発電が普及すればするほど売れない家が出てきてしまうという事です。
こういった大切な情報は事前に知らされるべき事だと思いますし、一部ではこうした問題も発生しているのにこのような状況は無視されているという現状に大きな矛盾を感じます。都合のいい事だけを言って販売する姿勢何とかならないのでしょうか(^_^;)
是非みなさんは自分で気を付けていただきたいと思います。

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