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断熱屋のぼやき

長期優良住宅先導事業シンポジウム

断熱屋のぼやき

少し怠けていたらあっという間に前回UPから1か月以上たってしまいました。 今日から少し頑張って書こうと思っています。
昨日、長期優良住宅先導事業シンポジウムに参加してきました。 この長期優良住宅事業は平成20年から約4年が経ち、先導モデル事業としては本年で一応しめくくりを迎えます。ただし長期優良住宅の認定制度はまだ続きます。 現在、新築での長期優良住宅の割合は25%前後で推移しているとのこと。かなり普及されてきたんだな~と感じました。
そして高度成長+住戸不足のスクラップアンドビルドの社会からストック型の社会へと大きな方向転換をして、少子高齢化、人口減少といったこれからの日本において、今後重要になるのはそのストックをどう有効活用するかといった中古住宅市場へマーケットも大きく変遷していくことが予想されます。
今回のシンポジウムで東大の松村教授の講演がとても解りやすかったのでご紹介させていただきたいと思います。
これからは新築以外のウエイトが増えていく→ストック型社会へ 以前すでにストック型に移行している海外での調査でも、そういったマーケットで求められていく人材は新しいタイプの人間である事だったとの事でした。
新しいタイプの人材とは、=それは今まで以上にコミュニケーションが出来る・提案や取りまとめが出来るといった人材が求められるようになるであろう。 なぜかというと今までの新築のようにきめられた言ってみれば狭い範囲での提案ではなくなるから。
今までは無いから建てていたものが、これからは住まいはあるけど何とかしたい=生活や住まい方というフィールドへチェンジ。リフォーム・リノベーションはその一部として検討される。だから費用対効果といった説明が必要になるし、生活がどうなるかといった暮らしの提案が必要になる。
これは異業種との連携も必要になってくるであろうし重要になる。
これからの住宅産業は今までとは違う新しいマーケットと認識して取組んでいく必要があるとしみじみと感じました。 そして我々としてまず出来る事である、断熱されるとどういいのか?どんな生活ができるのか?といった点から情報発信をしていきたいと思います。

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