環境省ロードマップ
断熱屋のぼやき
少し前になりますが、環境省より鳩山総理が掲げた温暖化効果ガス25%削減をテーマにしたロードマップが発表されました。
やはり住宅部門(家庭部門)への要求レベルは高いようです。
具体的な目標は?というと
〇高効率設備機器の導入率大幅UP
20年目標で05年レベルから
エコキュート33倍
エコジョーズ126倍
太陽熱温水器3倍
が目標となっています。
スゴイ!!w(°o°)w
〇そして肝心の住宅性能は・・・
新築で
12年 次世代基準の改正
13年 新省エネ基準義務化(現在は旧省エネ基準が義務)
新築住宅ラべリング制度の表示義務化
15年 ゼロエミ基準創設
既存賃貸住宅の流通時ラべリング制度の表示義務化
18年 既存住宅の売買時ラべリング制度の表示義務化
20年 新築の次世代省エネ基準以上を義務化
30年 新築ゼロエミ基準義務化
既存住宅においては
20年 既存住宅の次世代基準以上達成率を30%程度に
省エネ化を推進(断熱性能向上)
年ストックの1%(約50万戸)を改修
50年 既存ストックの全てでゼロエミ100%を達成
となっています。
なんと2020年には25%削減、2050年には80%削減が可能で経済成長も可能となっています。
すこし厳しい気もしますが(さすがに80%削減モデルはあまりにも先過ぎて現実的には全くわかりませんが・・・)、こういった刺激策と政策(補助や誘導政策)をフルに動員することで日本の経済成長にもつながるという試算にもなっているので、日本が省エネ技術で世界をリードし大きな産業となり今後発展していくならば取り組むべきなのではと思います。