EUで「住宅『CO2ゼロ』義務付け」
断熱屋のぼやき
欧州連合(EU)ではいよいよ、「住宅『CO2ゼロ』義務付け」にむけて動き出したようです。
これは、2021年以降に新築する住宅やオフィスビルについて、CO2を排出しないことを義務付けるというとても先進的な内容です。
「CO2ゼロ」とは、
太陽光発電システムや燃料電池といったCO2を排出しない発電システムで電気を作り、建物の断熱性能や気密性能を高めてエネルギー効率の良い設備機器を採用し、建物で使用するエネルギーを少なくしてそれをまかなうことで達成を目指します。
まさに「創エネ」技術と、「省エネ」技術をうまく組み合せ、21世紀の建設技術が目指すべき理想的な形ですね。
当然、新築時のコストが増えますので、技術開発と政策でうまく誘導する事が必要になりますが、これからの日本も目指す方向性であるでしょう。