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断熱屋のぼやき

国連での鳩山総理のCO2削減25%について

断熱屋のぼやき

ちょっと前になってしまいましたが、国連で鳩山総理がCO2排出量を1990年比で25%削減を目標とすると発表しました。とても話題になりましたが、今回はその件についてちょっと考えてみたいと思います。

産業分野では、石油ショック後の省エネ技術の向上により、上記グラフの通り1990年と比べても消費エネルギー量は増えていません。逆に高い省エネ技術を持っているためこれから大きく削減する事は難しいと思います

そこで注目されるのは民生分野(家庭部門)です。ただでさえ1990年から比較して30%も増加しており当然一番ターゲットになる分野だと思います。
そこで真っ先に頭に浮かぶのは太陽光発電ではないでしょうか?
しかし太陽光発電だけがCO2削減の特効薬ではありません。
実は断熱はとても大きな可能性を秘めているのです。
太陽光で発電する事も大切ですが、そもそも使用量が30%増えているのですからその使用量そのものを減らす事は直接消費量を減らす事は最も理にかなっているのです。しかも断熱は10年単位で更新が必要になる設備機器と違い、その効果が建物の寿命の分だけ享受できるのです。そしてなんといっても快適性や住宅内の温度差によるヒートショックを防ぐ等良い事づくめなんです。
次回その効果について検証したいと思います。

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