冷房エネルギー
断熱屋のぼやき
夏本番!!毎日暑い日が続きますね^^) さすがに冷房を利用される事も多いと思いますが、皆さん!いったい冷房エネルギーってどれくらい使用しているのか??ってご存知でしょうか?
下図をご覧ください。
びっくりしませんでしたか?
冷房でも暖房でも使用するエネルギー量は、あくまでも温度差に基づきます(外気温度によって効率は多少異なりますが)。冬は外気0度室温20度だとすると温度差20度もあるのですが、夏はどうでしょうか?外気温が35度として室内温度28度とした場合7度しかないのです。しかも冬と違って昼間の利用が中心で、雨や曇りのときは温度差はもっと少なく除湿がメインとなります。なので実際の使用エネルギーはこんなものなのです。
ではなぜ夏の冷房エネルギーが大きく見えるのでしょうか?
それは夏は熱源が電気しか無く、しかも昼間(特に午後2時頃)に集中するため電力量が足りないという事になり、それが全てであるような錯覚を起こすからなのです。
一方、冬は灯油、ガス、電気、深夜電力、といったたくさんの熱源の種類がある為、夏のようなエネルギーが足りなくなるといった危機感があまりないのです。