第三回健康維持増進住宅シンポジウム①
そういえばちょっと前ですが、第三回健康維持増進住宅シンポジウムに行ってきました。
遅くなりましたが報告を何回かに分けてしたいと思います。
今回のシンポジウムの中で気になったのは室内空気環境と健康に関するカナダ・アメリカ視察報告でした。中でも以下3点が私てきに気になりました。
1、やはりあちらも換気システムのメンテナンスが問題になっているようです。熱交換を設置している事が多いようですが認識している居住者が少なく所定の換気量が低下しているケースが多いようです。
2、日本で省エネを推奨するために大変重要な役割を果たしているLOW-Eガラスですが、自然光のスペクトラムを変化させてしまい、生態リズムに変化をさせてしまい癌の要因を作るという情報があったというのです。なのでカナダではコーティングの無い3重ガラスを推奨しているようです。ちょっと大袈裟な気もします。どんな物でも突き詰めると害になるという話にもなるので・・・
まあどの程度の影響なのかはわかりませんが大変に気になる事なので後日情報がありましたらここでまた報告したいと思います。
※本件については、調査の結果、Low-E ガラスと癌の関連性に関し、それを示す科学的根拠やそれを示唆する意見を確認することが出来なかったとの事。心配は無いようです。
3、夜間の光源暴露が乳がんのリスクが増加するとの事、騒音への暴露が心臓疾患へ影響するとの情報がありました。こちらについても新しい知見なので興味のある事です。まあ健康的な生活をしていれば問題は少ないような気がしますが現代病の一種なんでしょうか・・・こちらも上記同様気になる所なのでまた情報が入り次第報告したいと思います。