大泉パッシブプロジェクト見学会
断熱屋のぼやき
3/6〜8を中心に大泉パッシブプロジェクトの現場見学会を行いました。この物件は弊社のモデルとして建築したもので、パッシブ換気を採用し、床下エアコン一台で全館暖房と低温の床暖房となります。
太陽熱集熱パネル「ソーラーウォーマー」による給気の予熱とデマンド制御による換気のコントロールで暖房費の増加を大幅に抑え、MSグリーンファイバー(沈下防止対策麻入りセルローズファイバー)による超高断熱と高気密を実現しました。
建物そのものが換気装置であり暖房装置となるこの手法は、壊れずメンテナンスがほとんど必要無い、超省エネで快適な空間の提案となっています。
クローズドのご案内とパッシブ技術研究会の皆様含めると延べ100人以上の方にご覧いただき、建築手法による提案とエネルギーを使わない仕組みに高い感心を頂けました。皆様の参考になればありがたいと思います。
今後はデータ取得をして情報発信させて頂くとともに、冬季にパッシブ換気を体感出来る物件として、定期的に見学会を行っていきたいと考えています。