東海道53次2015〜2016⑤
いよいよ水口宿へ。宿の手前にある岩神社
水口宿は3本の道が並列して通っていて三筋の町となっていてその分岐点にある高札場跡。
三筋の通りには風情のあるおしゃれな店舗や町並みが続く水口宿、滋賀に入ってから開発から免れている為、東海道の中でもずば抜けて町並みが残っている。友人が携わっていた東海道浪漫歩行2015は旧東海道沿線の街並みや史跡を楽しみながら湖南市の石部宿〜甲賀市の水口宿を経由して土山宿を目指し30キロ歩くイベントだが、その価値の高さがよく分かる。
途中にある和菓子屋さんでいちご大福を所望。うまい。
町中にある「大池町のからくり時計」と三筋の合流地点にある水口曳山祭を模した時計のモニュメントからくり時計が2つもあるなんて粋です。
2日目はからくり時計からすぐのこの水口石橋駅踏切にて終了
【3日目】2016.1.1
いよいよ3日目。前日の踏切をスタートしすぐに水口石。東海道に面した小阪町に伝えられる大石で、「力石」とも呼ばれるとの事。
下級武士が隣り合って済んでいた百間(約180m)長屋跡と水口場内にあった家臣の屋敷の表門を移した真徳寺表門
林口の一里塚をすぎて水口宿を後にする
水口宿を出て一直線に続く北筋畷をしばらく歩き古い町並みを歩く。しかし長い(笑)
北筋畷を過ぎて泉の一里塚を超えると横田の渡しに到着。横田の流しは東海道53次の難所の一つ。
湖南市側に建立された横田常夜灯。
当然渡しはないので、横田橋で迂回するが、橋も遠回りな上に歩道も奥側の右側車線しかなく更に遠回り^^;。横田橋を渡り渡しの向かい側へ行くがよくわからない。おそらくこの辺がそうかと思ったら「新海道石碑跡」を発見。横田の渡しから伊勢伊賀へ続く道のことを東海道に対して新海道と呼ぶらしく、おそらくこの辺が渡しの地点だろう言う事にして、また元の道(横田橋の方に)に戻る。