パッシブ技術研究会12月勉強会報告
断熱屋のぼやき
去る12月6日(火)パッシブ技術研究会の12月勉強会が開催されました。
午前中には、施工事例を纏めるワーキング、カタログを作成するワーキング、住まい方マニュアルを作るワーキングがそれぞれ開催され、年度末完成を目指し活発な意見交換がありました。
午後は第一部、保健科学院の林基哉先生の講義「パッシブ・ハイブリッド換気について」です。
住宅の換気全体の歴史からパッシブ換気誕生の背景、温度差が少ない時期のパッシブ換気を補う様々なハイブリッド換気手法の紹介、そして、室内環境の予測手法とその技術について大変興味深いお話をいただきました。パッシブ換気について理解がとても深まりました。
第二部では、北海道大学の菊田弘輝先生による、パッシブ換気設計のための設計支援ツール「パッシブ換気解析ソフト」の考え方と使い方について勉強をしまし。
まだまだ発展途中のソフトですが、このソフトを使用する事によりより詳細なパッシブ換気の設計の支援が可能となります。これからも更なる改良もされるとのことなので期待をしたいところです。
第三部では会場の提供をされた東京ガスコミュニケーションさんからリビングデザインセンターOZONEのショールームを案内を頂きました。しみじみ回ってみるととても面白く、参加者皆さんも一日時間が会っても足りない感じで大好評でした。
その後は忘年会です。新会員も増え大いに盛り上がり来年へ向けてよい盛り上がりで終わることが出来ました。